テレビ出演は若隆景が断ると若元春へ 荒汐親方が明かした兄弟の違いと大河ドラマの舞台裏
<大相撲秋場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館
荒汐親方(元幕内蒼国来)が、錣山親方(元小結豊真将)と相撲博物館で行われた親方トークショーに出演し、弟子の若元春と若隆景のテレビ出演を巡る裏話を明かした。
きっかけは、弟の若隆景が22年春場所で果たした初優勝だった。テレビ出演の依頼が増え、「最初は全部、若隆景に来てました」という。
ただ、本人が断るため、「そしたら兄さんどうですか?」と若元春に話が回ると快諾。そうして出演を重ねるうちに、兄がテレビに登場する機会が増えていったそうだ。「兄弟で、性格は全然違いますね」と、対照的な反応を笑いを交えて紹介した。
若元春が出演した25年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう」の話も出た。こちらは相撲協会から師匠に連絡があり、本人にどうするか聞いたところ、「出たいです」と返事があったという。
大河の話なら、錣山親方にもとっておきがあった。現役の時代、12年放送の「平清盛」に力士「長門」役で出演。「裏話を言うと、安美錦関と、僕が最終候補だったらしいですね」と明かした。
安美錦は主演の松山ケンイチと同じ青森県出身。親方自身は、平家が滅亡した壇ノ浦のある山口県下関市出身だった。それぞれ土地の縁があり、候補に残ったと聞いたそうだ。「うそか本当かは別ですけど」と付け加えながら、最後は自分に声がかかったと振り返り、会場は盛り上がった。【山田遼太郎】