【写真】ヤクルト2軍本拠地の戸田球場であいさつする城石憲之2軍監督(撮影・塚本光)

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ヤクルトの2軍本拠地、戸田球場は50年間、燕軍団に関わる人たちの“原点”だった。現役選手、指導者、そしてスタッフも-。1軍でチームトップ11勝の山野太一投手(27)はここで涙を流して成長した。故障もあり22年オフに育成契約となり、23年7月に支配下復帰。苦しい時期にもがいた場所だ。「ストライクが入らなくて、マウンドで泣きながら投げていたのは、すごく記憶に残っています」。思い出すのはつらかった日々ばかり。ただ間違いなく今季の飛躍につながった。

池山隆寛監督(60)もここで汗を流してきた。「寂しい。思い出だらけ。3三振して真っ暗闇の打席でバットを振ったこともある。力がなかったら帰る場所。選手時代も、指導者になってからも自分を試されている場所だった」。昨季まで6年間2軍監督。指導した選手と1軍で戦っている。

小山田貴雄ブルペン捕手(43)にとっても、現役時代から19年過ごす特別な場所だ。亡き父健一さんも戸田球場で選手、ブルペン捕手。「いろんな投手を捕らせてもらった。寂しいけど父と同じ環境でできたのはうれしい」とうなずいた。

天気が良ければ土手から富士山も見える。移転しても消えない思い出、経験を胸に燕軍団一丸で、また日本一の高みを目指す。【塚本光】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】現役選手、指導者、スタッフも…50年間チームに関わる人の“原点”だった戸田