【阿武松部屋の場合】「コロナぶり」25キロを車でピストン輸送、台風接近…各部屋の対応は?
<大相撲秋場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館
台風25号の接近に伴う交通機関の乱れを警戒し、秋場所9日目に出場する力士たちは、普段とは異なる移動を余儀なくされた。
両国国技館から約25キロの千葉・習志野市にある阿武松部屋は、阿武松親方(元幕内大道)とおかみさんによる“ピストン輸送”で対応した。
東三段目25枚目の土佐緑(30)は「朝から師匠には気に掛けてもらいました。おかみさんが両国まで車を出してくれました」と明かした。
普段は公共交通機関で移動しなければならないが、この日は特別に車で移動。朝から師匠とおかみさんが往復して、力士らを送り届けた。土佐緑は若い衆5人で移動。午前9時半に出発して、10時すぎには到着した。電車で約1時間かかるところ、40分ほどで済んだという。
西三段目16枚目の秋良(25)は、車での両国入りは「コロナで電車に乗れなかった時以来。6年ぶりくらいですね」と告白。いつも電車に乗る時間には、会場に到着した。他の部屋の力士も早めに移動したためか、支度部屋は「千秋楽くらい混んでいました」と明かした。
土佐緑は城乃龍に引き落としで勝利して、3勝2敗で「勝ち越しを目指したい」と宣言。秋良は、山藤に外掛けで敗れて3勝2敗となったものの「残りを勝って、番付を上げて九州場所に行きたい」と意気込んだ。