【阪神】大山悠輔が劇的なサヨナラ本塁打「何よりチームが勝てたことが一番うれしい」虎党総立ち
<阪神3-2DeNA>◇21日◇甲子園
阪神大山悠輔内野手(31)が劇的なサヨナラ本塁打で優勝マジックを10に減らした。負ければ7月26日から守り続けてきた首位から陥落し、優勝マジックも消えた正念場。延長11回、会心の17号で今季7度目のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。 「すごく気持ちいいですし、何よりチームが勝てたことが一番うれしい」
2-2で1死走者なし。DeNA中川虎の高めに浮いたフォークを完璧に捉えた。「昨日(20日)打席に立てたのでボールのイメージも入っていた。スコアラーさんと話して頭を整理して打席に入ることができたので、僕だけの力ではない」。左翼ポール際へ高々と上がった打球に、甲子園の虎党は総立ちになった。
8月18日ヤクルト戦以来、今季2度目のサヨナラアーチ。通算5度は池田純一に並ぶ球団歴代2位タイで、1位田淵幸一の6度にあと1本に迫った。「中継ぎ陣も野手も粘って粘ってあそこまでいけた。なんとか決めることができてよかった」。大山らしく、チーム一丸の勝利を喜んだ。
執念の8人継投で4時間20分の熱戦を制した。会見場に現れた藤川監督は少し目を潤ませ「いや、もうよかったですね。その一言です」と喜んだ。大山は「1試合1試合チーム全員で戦っています。うまくいかないことも多いですけど、勝ちに向かってやっています」と力を込めた。試合のなかった2位巨人とのゲーム差を0・5に拡大。首位を明け渡すことなく、球団初のリーグ連覇のゴールテープを切る。【村松万里子】