【写真】中日対広島 中日井上一樹監督(中央)は本拠地最終戦セレモニー後ナインとともに場内を一周する(撮影・森本幸一)

<中日10-0広島>◇21日◇バンテリンドーム

中日井上一樹監督(55)が超満員の竜党にざんげした。就任2年連続、チームは6年連続Bクラス。試合後の本拠地最終戦セレモニーで、マイクの前に立ち「春先のつまずき(開幕5連敗)から挽回(ばんかい)しようと必死にやってまいりましたが、現段階の地位に甘んじていることを心よりおわび申し上げます」と頭を下げた。

セレモニーを終え、井上監督の進退について問われた加藤宏幸球団社長は、「まだシーズン中ということなので、人事について今、特に言うことはありません。残り1試合でも多く勝って順位を上げていくということだけだと思います」と話すにとどめた。

試合は10-0で広島を圧倒し、快勝で本拠地最終戦を2連勝で締めくくった。初回から得点を重ねて主導権を握ると、先発の高橋宏が7回無失点で今季4勝目を挙げた。

厳しいシーズンだったがファンは球場に足を運び続けた。ホームランウイングの設置で増席されたこともあり、今季の観客動員数は、05年にNPBが実数発表を開始して以降、バンテリンドーム過去最多の253万3782人(1試合平均3万5687人)を集めた。

井上監督のスピーチ中には、観客席から一部ヤジも飛んだ。それでも「ドラゴンズプライドをもっと強固なものにしなければなりません。これだけ素晴らしい選手もいます。また来年も応援をよろしくお願いします」とファンへに感謝し、変わらない応援を呼びかけた。出直しの秋が始まる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督の進退問われ加藤球団社長が回答「特に言うことは」観客動員数は本拠地過去最多