久保建英は出番なし、Rソシエダードのマタラッツォ監督「運について話すことはできない」
<スペインリーグ:バレンシア2-3Rソシエダード>◇20日◇第7節◇メスタージャ
【バレンシア(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードのMF久保建英(25)はアウェーのバレンシア戦でベンチ入りしたが、出番がなかった。チームは3-2で勝った。バレンシアのMF佐藤龍之介(19)も出場機会なし。日本人対決は実現しなかった。
Rソシエダードは2-2の後半46分にバレネチェアが勝ち越し点を決めて競り勝った。リーグ戦2試合ぶりの勝利で勝ち点を10に伸ばし、8位に浮上した。
マタラッツォ監督は「運について話すことはできない。というのも、これまで我々が非常に良いプレーをしながらも、本来得られるべき勝ち点を逃した全ての試合について話さなければならないからだ。我々は今日、勝ち点3を獲得するのに値したと思うが、必要以上に苦戦を強いられた」と振り返った。
さらに「決定機で精度を欠き、スピードと数的優位を生かしたカウンターの場面ではラストパスがうまくいかなかった。選手たちは正しい道を歩んでいるが、アタッキングサードでの決定力をもっと高める必要がある。まだそのレベルに達していないので、今日は苦戦を強いられたんだ」と強調した。
続けて「チャンスを生かせなかった後、バレンシアの反撃を受けてゴールを決められてしまい、スタジアムが熱狂し、サポーターを再び試合に戻してしまったことで、状況が難しくなってしまった。今日分析すべき点は間違いなく個人としてもチームとしてもたくさんあるだろうし、そこから学ぶべき点もある。しかし、最終的に我々にとって非常に重要な勝ち点3を獲得できた。3週間後、その内容が今後のチームの成長にとって重要になるが、試合の分析という点ではもう重要ではなくなるだろう」と語った。
そのほかの記者会見での一問一答は以下の通り。
-試合に勝つのに大いに苦労している印象を受けていることについて
「そう思う。でも、選手の何人かがベストコンディションでないのは普通のことだ。ミケル(オヤルサバル)はプレシーズンに遅れて合流したが、ほぼ全試合に出場してきた。そのため、我々は彼に休息を与えるよう努めているし、どこかのタイミングでもっと休みが必要になる。実際、我々の目標は、彼を全試合に出場させることに頼るのではなく、彼がピッチにいなくても機能するようにチームを成長させることだ。ここ2試合、彼が交代した後もチームが良いパフォーマンスを維持できるということを証明できたと思う」
-後半は試合がオープンな展開になった理由について
「それは我々が望んだものではない。バレンシアが非常にスピードのある右ウィングを投入し、それが多くのトランジションを生み出したんだと思う。また、ボールロスト後の守備が良くなかった。セルヒオ(ゴメス)はボールを受けられるかどうか不透明な場面で、あまりにも前に上がりすぎていた。守備のマークが甘く、それによって試合がオープンな展開になってしまったんだ。前半は数的不利の状況でもプレスをかけようとしていたが、試合のコントロールははるかに良かったと思う」