【写真】相馬勇紀(2026年撮影)

<明治安田J1:町田2-4柏>◇20日◇第8節◇町田Gスタ

FC町田ゼルビアFW相馬勇紀(29)が、日本代表活動に弾みをつけるゴールを決めた。

ホームの柏戦。降りしきる雨の中、相馬が持ち前の決定力を見せた。前半38分、DF望月の右からの折り返しをFWイエンギが左足でシュート。左へ流れたボールに瞬時に反応。166センチの小さな体を大きく伸ばし、頭で押し込んだ。

お馴染みの「ティラノサウルス」の恐竜パフォーマンスで喜びを表現した。

「得点は取りたいと思っていたので、やっぱりペナルティーエリア内でいいポジショニングを取れていたし、反応スピードも速かったのでゴール自体は良かった」

自身も納得の今季リーグ3点目だった。

後半に退場者が出たことも影響し、悔しい4失点での逆転負けを喫した。それでも数的不利の中で鋭いクロスボールをゴール前へ送るなど、見せ場は作り続けた。

Jリーグきっての危険な男は、あらためてその価値を証明している。昨年10月のブラジル戦以来、11カ月ぶりの代表復帰。9月24日のウルグアイ戦を皮切りに4試合を戦う活動に名を連ねた。

今夏のW杯代表を目指したが、負傷の影響もあり選出はならなかった。「毎回全力を尽くしたけどなかなか(代表に)入れず悔しい思いをした。本当にエンブレムを付けてプレーできるのは幸せなこと」と興奮を抑えられない。悔しい思いをバネに再び立ち上がった裏にあるのは家族の存在。「悲しい時もどんな時も一緒に過ごしてくれて、本当に支えてもらっている」。

日本代表への意欲は高まる一方だ。長友佑都が5大会連続のW杯に出場したことが大きな刺激となった。

「4回出ても5回目指すって言っていた。やっぱりメンバーに最後に入って試合に出た時は活躍してって姿を僕ら後輩は見せられているので、やっぱり年齢を理由にしていたら人生もったいないというか。それって言い訳なんじゃないかなって思って。プレーが良ければ評価されると思うし、それで選ばれなければまだまだだと思うので、常に目指します」

メンバー発表があった17日、ACL2の試合後にはこうも語っていた。

「常にチャレンジャーの思いがあるし、やってやるみたいなメラメラしたものがある」

野心あふれる29歳が長友魂を引き継ぎ、日本代表を熱くしてくれそうだ。【佐藤隆志】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【町田】代表復帰の相馬勇紀、長友から刺激「やっぱり年齢を理由にしていたら人生もったいない」