【写真】阪神対広島 6回表広島2死二塁、藤川球児監督は佐々木泰に適時二塁打を浴び考え込む(撮影・上山淳一)

<阪神1-5広島>◇19日◇甲子園

首位阪神が打てず守れず広島に完敗し、中日に勝った2位巨人にゲーム差なしに迫られた。優勝マジックは12のまま。20日の結果次第では7月25日以来の首位陥落となり、優勝マジックも消滅する。

この日は4試合ぶりにスタメン出場した2選手の失策がともに失点につながるなどペースに持ち込めず、藤川球児監督(46)は「そういう展開にはなりますね」と振り返った。

1-1で迎えた4回、先頭中村奨が左翼へ打ち上げた飛球を、立石正広内野手(22)が落球。1度グラブに収めたかに見えたが、風にもあおられるように転倒した。三塁まで進塁を許し、村上が続く坂倉の中犠飛で勝ち越し点を与えた。6回は2死から坂倉の遊ゴロを処理した熊谷敬宥内野手(30)が一塁へ悪送球。2死二塁のピンチをつくり、村上が佐々木に3点目の適時打を浴びた。このプレーに指揮官は「そのあたりはやめておきましょう」とかばった。

打線は難敵栗林にまたも苦戦。5回1死三塁の好機で90球だった先発村上に代え、代打高寺を送る勝負手も実らず。8回無死一、二塁で併殺打に打ち取られた森下は、プロ入り通算S22打数無安打と天敵にしてしまっている。チームも今季全部5試合でハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)を許している。20日からは対戦成績10勝10敗の5分で、5・5差に迫る3位DeNAを迎えての2連戦。正念場で底力が試される。【磯綾乃】

▽阪神立石(4回の落球に)「捕らなきゃいけないボールなので練習します。風とかどうこう言ってる場合じゃないので頑張ります」

▽阪神熊谷(6回の一塁悪送球に)「実力不足なので。しっかり練習します。悪い流れをつくってしまったので。こういう試合になったのは自分のせいなので、しっかり練習してまたやっていきたいと思います」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】完敗でM12のまま…20日結果次第では首位陥落 正念場のDeNA2連戦