【西武】NPB初のインド出身右腕モーレ、日本で初実戦登板 来日後すでに直球最速4キロ増
<練習試合:SUBARU3-4西武3軍>◇19日◇群馬・太田市運動公園野球場
インド出身初のNPB選手、西武アクシャイ・モーレ投手(22)が来日後初めて実戦登板した。
5回裏に3番手として登板し、1死後に四球を許したが、二ゴロ併殺打で打者3人で無失点に仕留めた。
昨年行われた中東・南アジア地域初のプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」で活躍し、今年6月のトライアウトでも今後に向けての大きな可能性を示したのだという。野球歴は6年で、球団はのびしろの大きさにも期待して育成選手として獲得した。
インド西部にあるプネーの出身で、モーレ本人によると今夏の最高気温は44度に上るほどの高温地帯で育った。少年時代からサッカーやクリケットなど多くのスポーツに親しみ、背負い投げを得意技とした柔道ではインドの全国大会で2位に輝いた実績もある。
7月に来日した当初は最速147キロほどだったものの、入団後に練習を重ね、8月のライブBP時には151キロをマークするなど、まだ進化の過程にある。
モーレ本人は日刊スポーツのこれまでの取材に「私はリリーフ投手なので、チームが厳しい時に信用されて登板させてもらって、そこでリードを守れるような投手になりたいのが一番です。もう1つは、チームメートや、インドの家族や友人たちの誇りのような存在になれれば、私の挑戦は成功と思います」と西武での意気込みを口にしている。【金子真仁】