【写真】日本ハム対西武 試合を見つめる西口文也監督(撮影・黒川智章)

ソフトバンクが優勝した。2位西武はソフトバンクに対し、11勝12敗。負け越してはいるが、ここまでパ5球団の中で最も対ソフトバンク戦の勝率が高い。

ただし極端だ。交流戦前は8勝3敗。4カード連続で勝ち越した。得失点はプラス22だ。一方で交流戦終了後は3勝9敗で4カード連続負け越し中。得失点差はマイナス38になる。

ソフトバンクは交流戦前にはまだフルメンバーでなかった一方で、西武は交流戦明け以降に特に野手に立て続けに故障者が出た…という流れもある。

前半は今季振るわないソフトバンク大関が先発した試合で3勝している。他には経験が浅めの投手がローテーションで巡ってきたのもある。今季大きく白星を伸ばした大津には、西武も2敗を喫している。

一方で7月25日の対決では大津を攻略した。苦手だった前田悠や上茶谷からも、9月の対戦では一定程度は打っている。西口文也監督(53)らは「対戦が増えて慣れてきている面もある」とみている。

ただ、それは相手にも同じことがいえる。8月、9月の3連戦はいずれも高橋光、隅田、武内の順番でソフトバンク戦に挑み、2勝4敗、6戦で23失点。リーグを代表する好投手たちながら「ソフトバンク打線に慣れられた」といえ、その「慣れ」も含めて打者個々人や打線全体の基礎能力が上回るソフトバンクに、結局は勝敗でもくっきり差を付けられた印象。西口監督も「前半戦と違って、1番からしっかりとみんな、自分たちの強いスイングをかけて、それをしっかり捉えられている」とみている。【西武担当=金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】優勝したソフトバンクには交流戦前後で星取り一転 打線の総合力で圧倒される後半戦