【ソフトバンク】栗原陵矢「僕の責任だったので」V王手の殊勲打 小久保監督「よく打ちました」
<オリックス0-4ソフトバンク>◇16日◇京セラドーム大阪
ソフトバンク栗原陵矢内野手(30)の殊勲打に鷹の三塁ベンチがドッと沸いた。0-0で迎えた延長10回無死一、二塁の場面。「何とかつなぎたかった。早く試合を決めたいなと思っていた」。2ストライクからの4球目だ。岩崎の真ん中低めフォークに食らいつく。最後は執念で押し込み、打球は中前で弾む。値千金の先制&決勝タイムリーだ。しびれる局面で勝負強さを発揮し、今季111打点目をたたき出した。
「チャンスで打てていなかったので。最後打つことができて良かったです」
0-0の初回2死二塁の第1打席は右飛。続く3回は2死一、二塁から遊ゴロだった。好機で2打席連続の凡退。4番として「(9回まで)点が取れなかったのは僕の責任だったので」。主軸に座る自覚もある。最終盤に回ってきた得点圏で燃えないわけがなかった。小久保監督も「栗(原)がよく打ちましたね」と目を細めた。
チームは頼れる選手会長のひと振りに導かれ、今季最長を更新する8連勝だ。優勝マジック2とし、福岡移転後初のリーグ3連覇に王手をかけた。「自分たちはしっかり明日の試合を頑張ります」と栗原の表情は引き締まっていた。歓喜のゴールテープは目前も、地に足をつけて戦う。【佐藤究】