【中日】心優しきマラーは久屋大通公園がお気に入り「妻と…」本拠地の警備員ともグータッチ
<阪神0-6中日>◇14日◇甲子園
中日カイル・マラー投手(28)が投打に大活躍し、首位阪神に連勝した。マラーは9回無失点。来日初の完投勝利を「キャリアで初」という完封で飾った。
また打席でも、2-0の5回1死一塁で、阪神伊藤将からバックスクリーンへ今季2号2ランを放った。さらに9回2死二、三塁では、左翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、この試合1人で4打点を挙げた。
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中日マラーが9月上旬に口にした夢が叶った。来季からはセ・リーグもDH制となるため、今季は同リーグの投手が本塁打を狙える最後のチャンスといえる。「もしかしたら(自分が打席に立つのは)プロというカテゴリーでは最後の機会になる。なるべく打ちたいし、もし可能だったらホームランを狙っています」。8月の月間MVP授賞時に誓った言葉が、甲子園の竜党の前で現実となった。
親日家で、心優しき左腕。球場を出る時は、バンテリンドーム駐車場の警備員に笑みを浮かべながらグータッチをして去る、温厚な性格だ。
お気に入りの休日の過ごし方は、東海地方の竜党がよく知る場所で心身をリラックスさせる。名古屋の繁華街・栄にほど近い、久屋大通り公園へ足を運ぶ。「妻とレジャーシートを持って、のんびりしていました。木や自然があり、週末は子どもたちがたくさん遊んでいて、すごくいい空間」。今夏に妻が第1子出産後は米国で暮らしており、今は単身赴任中。今後、母子が来日する機会があれば、“マラー家”の一家だんらんの場所として、さらに思い出が増えるかもしれない。【中島麗】
◆カイル・マラー 1997年10月7日、米国テキサス州ダラス生まれ。16年ドラフト2巡目(全体44位)でブレーブス入団。21年メジャーデビュー。22年オフにアスレチックスに移籍し、23年は開幕投手。メジャー通算54試合、4勝11敗、防御率5・90。25年中日入団。同4月1日巨人戦で初登板し、5月29日ヤクルト戦で初勝利。今季推定年俸1億円。201センチ、118キロ。左投げ右打ち。