【写真】阪神対中日 9回裏阪神2死、佐藤輝明は二ゴロに倒れる(撮影・上田博志)

<阪神0-6中日>◇14日◇甲子園

阪神が6連敗。その間はわずか4得点だけだった。「打線は水物」とよく言うが、現状の貧打は深刻。そして四球数が減っている。

6連敗中、チームで奪ったのは7四球のみ。一方、連敗前の5勝1敗だった8月28~30日の巨人戦、9月1~3日のヤクルト戦では合計20四球を奪った。対戦投手が同じではないため一概には言えないが、13個差は明らかな違い。それだけ塁上をにぎわせることができていないことになる。

そんな状況だからこそ、佐藤輝明内野手(27)の第3打席は見事だった。0-4の7回1死。3球で追い込まれたが、打ち気を抑えて一塁に歩いた。打撃3冠の男が強引にならず、つないだ。結果無得点も続く大山の二塁打で1死二、三塁の好機をつくった。

四球は時にヒットより相手にダメージを与える。阪神の無四死球試合「19」は12球団断トツ。首位を快走してきた要因の一つが、相手に無駄な出塁を許さなかったこと。逆を言えば、19試合もなければ順位が変わっていたかもしれない。

積極性を失わずに四球を奪うのは至難の業。しかし打線が低空飛行ならば、そのハードルを越えるしかない。【只松憲】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】連敗前と明らかに違う「8個」低空飛行で大事なのは…お手本にしたい佐藤輝明の第3打席