【中日】井上監督「勝たなきゃいけない典型的な試合だった」今季37度目逆転負けで3連敗、借金20
<中日5-6ヤクルト>◇12日◇バンテリンドーム
中日は今季37度目の逆転負けで3連敗。借金はワーストタイの20に逆戻りした。試合後、井上一樹監督(55)は「勝たなきゃいけない典型的な試合だった」と悔しさをにじませた。
打線は中軸へ2度満塁機を回したものの、いずれも得点できず。7回には石伊の中前適時打で1点差に追い上げたが、走塁ミスも響き、逆転には至らなかった。
試合は両チームとも序盤から失策も絡む点の取り合いに。初回に4点を先制したが、2回にすぐさま3点を返された。4回には、中日先発の涌井秀章投手(40)が不運な当たりも重なって同点に追いつかれると、継投も実らず勝ち越しを許した。
打線は直後の4回、1死から代打高橋周の安打をきっかけに3連打でチャンスメイク。しかし、中軸の細川、サノーが倒れて無得点。6回にもヤクルト2番手丸山翔から、代打岡林の中前打を足がかりに福永の中前打、村松の四球で満塁としたが、再び細川、サノーが倒れ、好機を生かせなかった。
7回には石伊の中前適時打で1点差に迫った。なおも2死一、三塁。福永の打席でカウント3-1から、一走・石伊が二盗を決めた。ヤクルトの捕手古賀は二塁への送球を諦めて三塁へ送球。飛び出していた三走・花田は戻り切れず、痛恨のけん制死となった。井上監督はこの場面について「飛び出していけないではなく、サインプレーなので。経験が浅い花田に託したのも事実で、要はやっぱり向こうのキャッチャーがうまかったっていうところだと思います」と振り返った。以降もヤクルト救援陣を攻略できず、接戦を落とした。
涌井は4回途中6失点(自責5)で3敗目。横浜高の先輩でもある松坂大輔氏の通算170勝を超える171勝は、持ち越しとなった。