大谷翔平、3年ぶりIL入り 焦点はPSまで残り僅かの調整 ロバーツ監督「自信はかなりある」
<ドジャース14-1レッズ>◇9日(日本時間10日)◇ドジャースタジアム
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(32)が、移籍後初めて15日間の負傷者リスト(IL)入りする。レッズ戦で先発メンバーから外れ、2試合連続の欠場。試合後、ロバーツ監督がIL入りを明言した。最短なら復帰は23日(同24日)のパドレス戦となる見込み。レッズ戦に登板した山本由伸投手(28)は、7回3安打、10奪三振でメジャー自己最多13勝をマークした。チームは優勝マジックを「5」とした。
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ワールドシリーズ3連覇へ、打者大谷の復調に“賭ける”。エンゼルス時代の23年9月以来、3年ぶりのIL入りとなり、超短期間のスピード調整でポストシーズンに臨まざるを得ない状況になった。最短復帰でも、レギュラーシーズンで出場可能なのは残り5試合。ロバーツ監督はレッズ戦の試合後、「もちろん(実戦機会が少ないのは)理想的ではない。必要なら、ライブBPなどで準備することもできる。一番大事なのは、できる限り健康な状態にすること。スイングが崩れた状態にしないことだ。そこに賭ける」と語った。
完全復調となるかは分からない。大谷本人も球団も、左ひざや上腕二頭筋の違和感が完全に100%になることはないと感じている。ロバーツ監督は「15日間を使って体を1度リセットさせて、状態を上げたい」と前向きに話した。打者大谷はこれまで、鉄人のように出続けることで構えやスイング軌道、タイミングの微修正を加えてきた。右脇腹痛でIL入りした3年前は、そのままシーズン終了。今回のように2週間以上のブランクからシーズン中に打者復帰するのは、メジャー1年目以来となる。
レッズ戦の試合前、大谷と会話を交わしたロバーツ監督。「2日後、3日後にすごくいい状態になっている確信が持てないなら、賢明なのはILに入ることだろう、と。2週間空けて、そこから徐々に状態を上げていこう」と伝えたという。大谷の反応については、「試合に出たいという点では、残念な気持ちはあると思う。ただ、10月に本人がなりたい、そして我々が期待している選手でいるためには最善だと理解していると思う」と代弁した。
投打がかみ合ったチームは7連勝を飾り、地区優勝のマジックは5。11日からはビジター7連戦。大谷不在の状況で、5年連続の地区制覇を迎えることになりそうだ。ワールドシリーズ3連覇を狙うチームが見据えるのは、ポストシーズンが始まる10月の戦い。大谷の状態が戻る自信について、ロバーツ監督は「かなりある。今よりも、はるかにいい状態になると思う」と話した。いずれにしても、正念場を迎える。