【写真】阪神藤川球児監督(2026年9月1日撮影)

阪神藤川球児監督(46)が10日、広島戦(甲子園)を前に取材に応じ、9日午後に86歳で死去した張本勲さんを悼んだ。

この日、訃報(ふほう)を耳にして「朝から胸が痛かったですね。びっくりしましたね。心よりお悔やみ申し上げます」と悲しんだ。

日本プロ野球史に「安打製造機」の異名で名を残した大先輩とは、名球会でつながりがあった。

「普段は厳しいというよりも、『よく頑張っているな』と、選手の時でしたけどね。私にとっては長嶋さんもそうでしたけど、同じような雰囲気を感じました。優しさがあって、いろんなことを経て、その時の姿があるんだなと思うと、人の心から消えないんじゃないですかね」

「サンデーモーニング」(TBS系)のレギュラーご意見番としての印象も強いが、藤川監督が触れたのは優しい人柄だった。

「朝の番組でファンの方々に野球界の見せ方が非常に素晴らしかったなと思うし、今になればすごく分かりますよね。若い間は厳しいご意見だなと思うところはあるんでしょうけど、それが一般のファンの方とか野球を応援するファンの方、それから野球界が残っていくためにものすごく重要なことだなと。私は十分に分かる年齢になっていますけど、それこそ僕たちとか若い世代にとって、野球に限らず「喝」だったり「アッパレ」のフレーズで野球界を守ってくださっていた。感謝と、悲しみですね」

唯一無二の人柄をしのび、プロ野球界に関わる1人としての責務も感じている。「1人でも多くスポーツ、プロ野球をまだまだ見てもらえるようにという意味では頑張らなければなと。悲しいですけれど、今いる、生かされている野球人の私も1人として、まだ戦っていきたい」。神妙な面持ちで、気持ちを新たにしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督、張本勲さん悼む「『よく頑張っているな』と。長嶋さんと同じように優しさが」