【日本ハム】新庄監督「ご家族の方、おめでとうございます。内容がいい」プロ初安打の柴田獅子に
<ソフトバンク5-4日本ハム>◇9日◇みずほペイペイドーム
日本ハムは、あと1点に泣いた。首位ソフトバンクに2連敗し、ゲーム差は8に。新庄剛志監督(54)は「惜しいじゃ、ダメだもんね。負けは負けですから」と、敗戦を受け入れた。
逆転Vが遠のく一方で、新星が光り始めた。“投打二刀流”に挑戦している高卒2年目の柴田獅子投手(20)が「6番DH」で先発出場し、プロ初安打を放った。2回の第1打席でソフトバンク上沢のフォークを右前へはじき返すと、9回の第4打席では相手守護神・杉山の内角直球にバットを折られながらも右前へ。打った本人は「動画で見て、何を投げてくるか配球を考えながら打席に立った」。指揮官から、記念球を受け取った。
前日8日に1軍に再昇格し、ソフトバンク戦に中継ぎとして登板。自己最速の156キロをマークするなど、2イニングを無失点投球の翌日に2安打をマークした。登板翌日にヒットを打ったのは、球団OBで二刀流の大先輩、ドジャース大谷以来10年ぶり。くしくも同じ球場だった。
6月の交流戦で打者デビューも、2打数無安打。成長した姿に新庄監督は「柴田君、ナイス2本。ご家族の方、おめでとうございます。内容がいいんですよね。素晴らしい」と、賛辞を惜しまなかった。一流の二刀流を目指す20歳は「ちょっとずつは進めていると思います」と、近未来を見据えた。【中島宙恵】