【写真】加入が発表され、取材に応じる神戸FWエリキ

ヴィッセル神戸は9日、神戸市内のいぶきの森球技場でメディア公開練習を行った。

時折雨が強く降る中で行われたトレーニングには、この日FC町田ゼルビアからの完全移籍加入が発表されたFWエリキ(32)も参加。初日からフルメニューを消化し、キレのある動きで状態の良さをアピールし「(移籍の)話があってから準備してきた。みんなに遅れをとるようなフィジカルコンディションではなかったことがうれしかったし、またここでみんなと一緒にプレーできて、とてもうれしい1日」と笑顔で話した。

町田からの期限付き移籍でプレーした25年以来、神戸でのプレーは2度目となる。前回はチームが苦しむ中、加入後初出場となった同年3月のアウェー湘南ベルマーレ戦で、いきなり2ゴールを決めて救世主となった。その年にリーグ29試合で9ゴール4アシストと結果を残したアタッカーには、ミヒャエル・スキッベ監督も「ゲームについての理解がある選手だと思うし、様々なポディションでプレーできて、ゴール前で危険な存在になってくれる。彼にとっての新しいショーが始まると思うし、それを続けて欲しい」と期待。11日に控える鹿島アントラーズとの上位対決(ノエスタ)に向けても「金曜日関しては大事なオプションの1つになる」と早々の“再デビュー”を示唆した。

町田と契約更新がなく、今季出場ゼロということで懸念されたコンディションは万全。「今までで一番練習をやっていて、毎日2部練をやってきた」と取り組んできた成果を、早速ピッチで表現。鹿島戦に起用する指揮官の考えを伝えられると「個人的には準備できている。素晴らしい監督からそういう言葉をもらえたことで、力がわいてくる」と2日後の出場に意欲を見せた。

2度目の神戸で狙うのは、タイトル獲得だ。「優勝すること。それが一番。それを実現するために来ているので、自分の気持ちと強い選手たちの気持ちを融合して、いい結果を残したい」と頂点に立つことだけを考えて戦う。町田の一員として決勝に出場したアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)でのリベンジにも戦いにも強い意欲を示す。「自分やり残したことがある大会。ここで仲間と一緒にあそこに戻って、取り忘れたものを取りたい」とアジア制覇への思いを語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】町田から加入のエリキが合流 11日鹿島戦での“再デビュー”へ「力がわいてくる」