【とっておきメモ】新婚の中日岡林勇希「生活がかかっている」絶えず「誰よりも」向上心を貫く
<巨人0-3中日>◇8日◇東京ドーム
中日岡林勇希外野手(24)は昨年12月、一般女性と結婚したことを公表。野球をすることが、自分だけのためではなくなった。「特段、変わったことはないけど…。やっぱり生活がかかっているから」。3日の本拠地広島戦の練習後、家族を養う心境を問われ、気持ちの大きな変化はないと話した背番号1。人前であまり話すことのない話題だが、岡林家が幸せな家庭を築くため、一家の主としての覚悟を静かに決めていた。
昨季は最多安打のタイトルを獲得し、12球団唯一のフルイニング出場を達成。2年ぶり3度目のベストナイン、4年連続4度目のゴールデングラブ賞にも選ばれるなど、球界で高く評価された。球団からは契約更改交渉で倍以上となる8000万円増の1億5000万円を提示され、サインした。
今季は期待とは裏腹に、4月上旬に右太もも裏の肉離れによりファームでリハビリ。高卒3年目で1軍に定着後、にぎやかな歓声に包まれ続けた岡林が久しぶりにナゴヤ球場で2カ月間を過ごした。
1軍復帰後は途中出場や打順が1番から下位に変更するなど、例年通りではないことの連続。それでも若手や控え選手に交じって早出練習に参加し、くじけずにバットを振り続けた。
インタビューでは「もっと」「誰よりも」といつでも向上心全開だ。岡林らしい攻守にひたむきな姿で勝利に貢献した。【中島麗】