【平石洋介】最高の状態の日本ハム…対するソフトバンクは山川の起用法に刮目/パ・リーグ展望
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(46=日刊スポーツ評論家)。8日からのソフトバンクと日本ハム3連戦を占う。
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日本ハムは8連勝と最高の勢いをもって、ソフトバンクと最後の3連戦に臨む。現在6ゲーム差。残り試合から現実的に考えれば、2勝1敗では厳しい。3連勝しても、ソフトバンク有利は変わらないが、逆転優勝に望みをつなぐには3連勝が絶対条件といっても過言ではない。
そこで気になるのが、対戦成績だ。ソフトバンク戦は5勝15敗2分けと大きく負け越している。開幕カードの3連敗から始まったが、同カードは3試合とも打ち合いだった。どちらに転んでもおかしくない展開が続き、紙一重で3連敗となってしまった。
日本ハムからすれば、連覇中のライバルを相当意識していたはず。その思いが徐々に空回りし、次こそはと思うあまり、ミスも出て、相手のペースにはまっていったようにみえた。一方のソフトバンクも、日本ハムのことは意識していただろう。それでも、自分たちのやるべきことをやり、もちろん、日本ハム以外にも手を抜くことなく、取れる試合を取っていった。そこがソフトバンクの強さでもある。
もっとも、8月以降は日本ハムの対ソフトバンク戦は1勝2敗(4~6日)1勝1敗1分け(18~20日)1勝1分け(9月1、2日)とカードごとに落ち着いてきている。8連勝の勢いもある。まずは先発が試合をつくることが大事だが、腹をくくって、受け身にならず自分たちの野球ができるかがカギだ。
ソフトバンクは山川が昇格する。1~5番は盤石なだけに、柳田を休ませる際のDHや下位への代打、あるいは正木を外野に回し一塁起用もあるかもしれない。ここ2試合抑えられている山崎対策もあるのではないか。ポストシーズンも見据え使っておきたいのもあるだろう。小久保監督の起用に注目したい。長打力は相手には嫌な存在。山川の結果次第で選択肢が増える。(日刊スポーツ評論家)