【写真】広島対巨人 6回表終了時、交代を告げる橋上秀樹監督代行(撮影・加藤孝規)

<広島5-10巨人>◇5日◇マツダスタジアム

全員野球とはまさにこのことだった。巨人がプロ野球記録タイ、球団史上初の投手10人継投、ベンチ入り26人中24人が出場する総力戦で4時間37分二及ぶ死闘を制した。

3回3失点(自責1)で降板した田中将から代木、船迫、堀田、森田、中川、泉、田中瑛、則本、マルティネスとブルペン入りした9投手全員を使い切る球団史上初、プロ野球最多タイ、8度目となる異例の展開だった。

同点の9回には田中瑛、同10回には則本を送り出しており、橋上監督代行はマルティネスについて「基本的にはやはり勝ち越し、もしくは12回だけでっていうような話ですね」と最後の砦を任せた継投の意図を明かした。

9番手の則本には11回の攻撃ですでに代打を出しており、11回に登板したマルティネス以降は投手登録が0。その時点でベンチ入り26人中24人を使っており残るはティマと小林のみ。ブルペンでは有事に備えて捕手登録の小林が準備しており、橋上監督代行は「最悪、小林捕手に投げてもらおうかなという話はしてました」と明かし、杉内投手チーフコーチも「打球が当たった場合ね」とケガや危険球退場も想定した措置を講じていた。

阪神が敗れたため、首位阪神とは残り20試合で3・5ゲーム差。10投手の継投でブルペン陣も使い切り、野手も小林、ティマ以外のベンチ入り26人のうち24人という総力戦で4時間30分超の死闘を制した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】球団史上初10投手継投の舞台裏 橋上監督代行が明かすマルティネス投入の条件