【写真】ベティス対レアル・マドリード エムバペ(右)に指示を出すレアル・マドリードのモウリーニョ監督(ロイター)

レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)が今季初黒星を喫した後、「引き分けを狙ってプレーし、大当たりを引いたベティスにおめでとうと言いたい」とコメントした。

Rマドリードは4日にアウェーで行われたスペインリーグ第4節前でベティスと対戦した。立ち上がりから主導権を握り、前半はビニシウスとエムバペにビッグチャンスが訪れたが無得点。後半に入るとベティスの反撃を受け、後半36分にGKクルトワがデオッサのヘディングシュートをファインセーブしたが、その弾いたボールをパロットに押し込まれ、先制点を許した。

終盤に猛攻撃を仕掛け、後半42分にビニシウスのクロスからカルロス・エスピがバイシクルでゴールネットを揺らしたが、その前のポストプレーがオフサイド。さらに後半アディショナルタイム、ビニシウスが獲得したPKをエムバペが失敗し、0−1で今季初黒星を喫した。

試合後、モウリーニョ監督が記者会見に出席した様子をスペイン紙アスが伝えた。最初にエムバペのPK失敗とカルロス・エスピのゴール取り消しに関する意見を求められ、「見ていない。詳しく見ていないし、ロッカールームでも見ていないので、そのことについてコメントできない」と返答した。

続いて、わずかな出場時間で決定機を作ったカルロス・エスピについて聞かれると、まずベティス戦について、「チームは素晴らしい試合をしたと思う。時に負けた理由が分からなかったり、どう説明すればいいか分からないこともある。今日は圧倒的に支配し、センターバックは全てを完全にコントロールし、攻撃的なプレーがたくさんあり、ゴールチャンスも山ほどあった。たとえ引き分けていたとしても、我々は相手よりも多くのことを成し遂げたので、フラストレーションを感じながら帰ることになっただろう。敗北となるとなおさらだ」と分析した。

そして、「エスピについては…10~15分ほどの出場だったが、素晴らしいゴールを決めた。オフサイドだったのかどうかは分からないが、彼は我々にとって重要な選手だ。彼の活躍のおかげで勝ち点を獲得することはできなかったが、自分の仕事をしっかりと果たしてくれた。良くやってくれたよ。彼は大きな可能性を秘めた選手であり、謙虚で勤勉、そして学ぶ意欲があるので、今後さらに成長していくだろう。彼にはこれ以上ないほど満足している」と称賛した。

主審の判定については、「PKやPKやり直しの可能性のある場面、エスピのゴールについてはよく分からないし何も言えない。ベンチでプレーを見ていた多くの人たちが不満を感じていたが、私はその場面を見ていないのでコメントできない。主審はプレーを妨げずに進めていたように思うし、それは私が好むスタイルだ。しかし、前半のイエローカードの判定について、ベティスがハーフタイムまでカードをもらわずに済んだ一方、ただサッカーをすることしかできない可哀想なアルダ(ギュレル)がイエローカードをもらったことは気に入らなかった」と不満を述べた。

しかし、「試合に負けた後でイエローカードのせいだと言うつもりはない。明日、試合を見直したら意見が変わるかもしれないが、今日の試合の感想としては、なぜ負けたのか分からない。チーム全体としてあらゆる面で本当に素晴らしいプレーをしていたし、個々の選手の姿勢も非難すべき点は何もない。選手たちは全力を尽くした。我々は勝利に値したが、勝利に値したからといって勝ち点が得られるわけではない。引き分けを狙ってプレーし、大当たりを引いたベティスにおめでとうと言いたい」とコメントした。

Rマドリードは次戦、中3日の8日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ初戦でインテル・ミラノと対戦する。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「大当たりを引いたベティスにおめでとうと言いたい」レアル・モウリーニョ監督が今季初黒星に