【ロッテ】今季限りで現役引退の唐川侑己「高校ビッグ3」の中では最も長くプレー
ロッテは4日、唐川侑己投手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。
唐川は千葉・成田で06、07年のセンバツに2年連続出場。仙台育英・佐藤由規(登録名由規=元ヤクルト-楽天)、大阪桐蔭・中田翔(元日本ハム-巨人-中日)とともに「高校ビッグ3」と呼ばれ、07年高校生ドラフト1巡目で広島との2球団競合抽選の末、ロッテに入団。由規が20年、中田は25年を最後にNPBでのプレーを終えており、3人の中では最も長く現役としてプレーした。
高卒1年目の08年4月26日、ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)でプロ初登板初勝利。ドラフト制後、高卒ルーキーの初登板初勝利は15人目。ロッテではドラフト制以前、毎日時代の清水宏員(ひろかず)が52年9月23日の大映戦で先発勝利をマークして以来、チーム56年ぶり2人目。平成生まれの投手で勝利第1号になった。5月3日西武戦、同13日日本ハム戦にも勝ち、デビュー戦から3戦3勝の高卒新人は2リーグ制後4人目。パ・リーグの高卒新人がデビュー戦から3試合連続先発勝利は初めての快挙を達成するなど、いきなり注目を浴びた。
唐川は今季が通算19年目。ロッテの生え抜き投手では村田兆治の22年(68~82、84~90年)に次ぐ長さとなった。習志野から入団した福浦和也内野手(実働23年=97~19年)とともに、ロッテが千葉に移転した92年以降、地元の主力選手として沸かせた貢献度は大きかった。
ロッテが最後に日本一となった10年から16年が経ち、当時の優勝を知る選手は他に角中勝也(20年目)と西野勇士(18年目)だけ。角中も今季で引退を表明しており、10月2日に引退セレモニーを行う。