【中日】陽気なサノーはナインと裸の付き合い…風呂友で逆転打の福永「全員でまとまらないと」
<中日5-4広島>◇2日◇バンテリンドーム
ここまで4番に座る中日ミゲル・サノー内野手(33)が欠場したが、試合前の早出練習では元気に打撃練習に参加していた。
試合後、井上一樹監督(55)は「ジェイソン(ボスラ-)を使いたいタイミングと、サノーが『体に違和感がある』と言ってこちらからストップした」と明かした。今後の出場には前向きだという。「明日以降もずっと休むことではないと思う」。
投手、野手問わず、ナインと接する陽気なムードメーカー・サノーのルーティンは、本拠地のお風呂に入ること。球場到着後は風呂場に直行し、ナインとの裸の付き合いを通して、グラウンドやベンチでの明るいムードにつなげていた。吉田聖弥投手(23)は「実は、サノーと一緒に風呂に入った」と告白。苦笑いでサノーはこう振り返る。「この前、自分がシャワーを浴び終えた後に3人(福永裕基、細川成也、吉田)に泡をつけられたんだ。それをやり返したくて、一緒に入りました」。ケガをしない体に「僕もマネしたい。一生懸命で真面目」とリスペクトする後輩細川らのちょっかいに動じず、笑って湯につかった。
メジャー通算164本塁打を誇るバリバリの元メジャーリーガー。チーム関係者からは「サノーのキャプテン役は適している」との声も聞こえてくる。5位広島と2ゲーム差。本拠地は残り全試合のチケット残席が「×」マークと期待するファンが待ち構えている。
サノーの“風呂友”福永は2日に逆転打をマーク。試合後、背番号7はサノーの存在を問われ一瞬表情を和らげたが、最後はピリッとした顔で束になる意志を示した。「残りの1試合1試合が大事になる。全員で一つも落とせない戦いへまとまらないと最後までやりきれない。あと1カ月しっかり(その意識を)持っていきたい」。
主砲の日頃のムード作りは、ナインが前を向く原動力の一つになっている。