【楽天】秋田出身の加藤夏希 同郷の山田久志氏ほうふつのアンダースロー投球 その理由とは…
<楽天-ソフトバンク>◇27日◇秋田
秋田・由利本荘市出身で俳優の加藤夏希(40)が、右肘の脱臼を押してアンダスローで登板した。
7月生まれにちなんだ背番号「7」のユニホームを着用し、セレモニアルピッチに登場。2体のなまはげ、球団マスコットのクラッチ、スイッチが本塁後方から見守る中、捕手役を務めた楽天の銀次アンバサダーに向かって、下手投げで投球した。
同県出身のレジェンド、山田久志氏をほうふつとさせるアンダースローを披露したが、これには理由があった。加藤は「意図というよりけががあったんですけど。投げることが決まった後に肘を脱臼してしまって」と明かした。「病院の先生に始球式があって、どうにか投げたいんですと、まるでアスリートかのように病院に行ってはフォームの練習をして、こっちの方が安定するねというんで、この1カ月はひたすらアンダースローの練習をしてました」と話した。
ノーバウンド投球はかなわなかったが、地元秋田で大役を務め「悔しいですけど、99点で」と笑顔で点数をつけた。