ドジャース対レッズ レッズに勝利しナインとのタッチ後、マウンドを確認するドジャース大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース6-3レッズ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのマーク・プライアー投手コーチ(44)が、この日までに米ポッドキャスト番組「Dan Patrick Show」に出演し、ドジャース大谷翔平投手(31)のリリーフ起用に言及した。

大谷は10試合に登板して0勝1敗、防御率4・61。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。

次回登板は27日(同28日)のレッズ戦(ドジャースタジアム)を予定している。

プライアーコーチは、司会者からポストシーズン(PS)で大谷がリリーフ登板する可能性について問われると「議論はされていますが、ルールを理解しないといけません」と否定はせず。現行の「大谷ルール」では、先発投手に限り降板後もDHとして試合に残ることができるが、リリーフでは降板と同時に試合から退かなければならない。

同コーチは「もし彼をリリーフで使うなら、試合を締める場面か、打席に立たないことを受け入れるしかない。それが唯一のシナリオ。リリーフの可能性はあるが、登板して試合が終わるような場面になるだろう」と説明した。

現実的に考えると、23年WBC決勝のように、最終回のマウンドに上がってそのまま自ら試合を締める場合のみ、大谷のリリーフ登板の可能性が考えられる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「唯一のシナリオ」ド軍コーチ、大谷翔平の救援は限定的「打席に立たないことを受け入れるしか」