キケ・ヘルナンデス「チームに戻って来られて嬉しい」左肘の炎症から復帰戦で２安打１打点の活躍

ドジャース対レッズ　2回裏ドジャース2死、二塁内野安打を放つK・ヘルナンデス（撮影・垰建太）

＜ドジャース6－3レッズ＞◇26日（日本時間27日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手（34）が、復帰戦で2安打1打点と活躍した。

7月上旬から左肘の炎症で負傷者リスト（IL）入りし、この日が復帰戦。「7番三塁」でスタメン出場すると、2回の第1打席で左前打を放った。1－1の4回は1死一、三塁で、フルカウントから右腕マルティネスのカットボールを勝ち越しの左犠飛とした。

勢いは止まらず、3－1の6回2死一塁では、マルティネスのチェンジアップを流し打って右前打。好機を拡大すると、続く代打ミゲル・ロハス内野手（36）の適時打で生還した。

人気者の復帰に、本拠地ドジャースタジアムは大歓声。キケは地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューで「チームに戻って来られてうれしいよ。第1打席は2アウトだったから、球数を投げさせようと思った。2打席目はいい仕事ができたよ」と話した。

今季は打率2割3厘、8本塁打、23打点、OPS（出塁率＋長打率）は．637とした。

内外野を守れるユーティリティープレーヤーで、二塁や三塁、左翼の守備などにも就く予定だ。