オリックス対西武 5回裏オリックス2死二塁、中前適時打を放った杉本は笑顔(撮影・和賀正仁)

<オリックス6-2西武>◇31日◇京セラドーム大阪

オリックスは難敵の西武今井達也投手(27)を攻略し、6カードぶりの勝ち越しで7月を締めくくった。

オリックス4番杉本裕太郎外野手(34)が攻守でガッツを見せた。4回は右翼守備でダイビングキャッチ。相手の猛攻を2点で止めた。2-2の5回2死二塁では、西武今井の高め直球を中前にはじき返し、勝ち越し打。「コンパクトに打ちにいきました。良い投手で難しいんですけど、1本出てよかった」と笑みを浮かべた。

7月は打率1割台と苦しみ、29日に神社に参拝。その日に9号2ランを放ち、この日も攻守で躍動。「汗びしょびしょになりながら行って。前回も(打撃が)おかしくなったときに行って、そこから良くなった。おかしくなったらまた行こうかな」とにっこり。御利益の1打でけん引した。

打線は機動力に相手のミスも絡み、今井から今季最多6得点。広岡も4安打2盗塁と1番打者として役割を果たした。2戦連続2ケタ安打と打線の勢いが復活。岸田監督は「2つ取れたのは大きい」とたたえた。1日からは本拠地で2位日本ハムと3連戦。猛牛軍団はまだまだ諦めない。

▽オリックス寺西(6回6安打2失点でプロ2勝目)「6回までいけたのは1歩成長。ストライク先行でいけたのは良かった」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】杉本裕太郎が参拝効果?攻守で躍動「おかしくなったらまた行こうかな」