【楽天】荘司康誠、2カ月ぶり1軍登板「強い気持ちで」31日ロッテ戦でいらだち、悔しさぶつける
楽天荘司康誠投手(24)が、2カ月ぶりに1軍のマウンドに帰ってくる。31日ロッテ戦(東京ドーム)で先発。オールスター休み期間の全体練習から1軍に合流し、質の高い直球を投げることやカーブのラインを意識するなど調整してきた。22年ドラフト1位右腕は「やっと来たなというか、自分としては『やってやるぞ』ってことしかないので、強い気持ちで臨みたい」と気合を入れた。
昨年9月に右肘の手術を受けた影響もあり、開幕は2軍スタートだった。イースタン・リーグで登板を重ね、5月5日ロッテ戦(ZOZOマリン)で今季1軍初登板。同24日の日本ハム戦(楽天モバイルパーク)で今季初勝利を挙げたが、それを最後にコンディション不良で長期離脱した。
「まさかというか、やってしまったなという思いしかなかった。正直、いらだちというか、どこにぶつけていいかわかんない悔しさもあった」。チームの力になれない歯がゆさを感じながらリハビリに励み、9日に実戦復帰。2軍戦2試合を経て昇格をつかんだ。
東京ドームでは昨年3月のオープン戦巨人戦以来の登板となる。「特にそんな悪いイメージはない。ただ、ドームで久しぶりの1軍で、応援もすごいと思うので、環境の違いは大きくあると思う。そこにのまれないようにというか、そういう雰囲気を楽しんでいけたらいいかなと思う」。先発ローテの一角に定着するためにも快投してみせる。【山田愛斗】