【ヤクルト】高津監督「チームにとっても刺激になった」復帰の「村神様」決勝弾で3年ぶり7連勝
<DeNA1-5ヤクルト>◇29日◇横浜
ヤクルトが3年ぶりの7連勝を決めた。8連勝した22年6月以来で、借金を19に減らした。
上半身コンディション不良でファーム調整していた村上宗隆内野手(25)が、103日ぶりの1軍復帰だった。「4番三塁」で即スタメン出場。2回先頭の第1打席で左翼に先制ソロを放った。「村神様」がいきなり貫禄を示し、流れを呼び込んだ。
2回は2死満塁と攻め、岩田が2点中前適時打で追加点を奪った。6回は村上の離脱中に主に4番に入ったオスナが左翼線への7号ソロで中押しした。8回も無死一、三塁から山田が中犠飛を放った。
投げては先発ランバートが6回7安打1失点の粘投で3勝目をマーク。7回以降は荘司、木沢、矢崎の継投で逃げ切った。村上は1号ソロを含む4打数2安打1打点だった。頼れる主砲も復帰し、7連勝。やっと勢いが出てきた。
復帰した村上の即先制&決勝弾。高津臣吾監督は「久しぶりに目の前でムネ(村上)のスイングを見れたのは、チームにとっても刺激になったと思う。先制点を1人で取ってくれて、非常に大きな復帰の第1打席だった。彼がいなかったことは、チームにとっても、相手チームにとっても、非常に大きなことだったとあらためて思った。彼が4番に入ることによって、打線のつながりが出てくる気がする。残り57試合。ムネらしく元気に大暴れしてほしい」と話した。