日本ハム対ソフトバンク 選手交代を告げる新庄監督(撮影・黒川智章)

<日本ハム2-5ソフトバンク>◇29日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(53)が試合後、先発した山崎福也投手(32)に「ロジンのつけ方を控えめに」と指示していたことを明かした。

「(控えめにと)言ってたんですよ。あれぐらいだったらいいでしょうね。膝から下で、ちょちょっと触って置く。伊藤くんにしても、山崎くんにしても、相手がいることなんでね。ものすごいピンチで、もうバッターのことしか考えなくて、ロジンをいっぱい触ってって(今後も)何回かはあるかもしれんけど」

ロジンを巡っては前カードの27日ロッテ戦で、多用する相手の田中晴也投手(21)に、打席のフランミル・レイエス外野手(30)が不快感を示すようなシーンがあった。この試合は自軍もロジンを多く使う伊藤大海投手(27)が登板しており、マウンド後方の土は白く色が変わるほどだった。

新庄監督は投手、打者両方によくないとして、白い粉が出ない新型ロジンの開発を求めている。また自身のSNSでは「手の甲につける意味はなんだろ!?」とも投稿していたが、この日「手の甲がベッタベタになる人もいるらしい。手の甲にものすごい汗かいて、手の内側に(汗が)入ってくる投手もいるんで。まあまあファイターズもね、つける選手結構多いんで。その辺はやっぱ、相手もいることだし、やっていきましょうっていうことを話しましたね。ま、(新型ロジンの)開発が一番いいですね」とあらためて言及していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督「ロジンのつけ方控えめに」山崎福也に指示していた…あらためて新型開発求める