オリックス対西武 10回表西武1死満塁、打者外崎の時、才木が暴投、三塁走者西川が勝ち越しの生還を果たす(撮影・和賀正仁)

<西武3-2オリックス>◇29日◇京セラドーム大阪

西武が延長戦の末に勝利をもぎ取り、連敗を「5」で止めた。

2-2の延長10回。1番の西川愛也外野手(26)のこの日3本目となる安打を機にオリックス才木から1死満塁を作り、相手の暴投で1点を勝ち越した。

延長10回裏は山田陽翔投手(21)がマウンドへ。若きリリーバーは重責の場面で先頭打者に安打を許すものの後続をしのぎ、プロ初セーブをマークした。

ともに5連敗中で迎えたオリックスとの一戦は2回、先発の武内夏暉投手(24)が7番杉本に失投を先制2ランにされるなど序盤から劣勢となった。

転機は5回。下位打線の連打でチャンスを作り、西川愛也外野手(26)とタイラー・ネビン外野手(28)の適時打で中盤までに同点に追いついた。

その後は走塁ミスや犠打ミスもあって9回までに勝ち越せなかったが、7回は甲斐野央投手(28)、8回はトレイ・ウィンゲンター投手(31)、9回は平良海馬投手(25)といわゆる「勝ちパターン」のリリーフ陣がオリックス打線を封じ込め、味方の勝ち越しを待っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】延長戦の末に勝利もぎ取り連敗「5」で止める 山田陽翔がプロ初セーブ