中日対巨人 6回裏、ベンチから試合を見つめる阿部監督(撮影・森本幸一)

<中日8-5巨人>◇29日◇バンテリンドーム

巨人が逆転負けを喫した。1回にキャベッジの9号3ランで3点を先制するも、先発西舘勇陽投手(23)が5回6安打6失点で援護を守り切れず。相手打線が2巡目に入った4回に突如として崩れた。阿部監督は「1巡目が良すぎちゃったな。ちょっと安心しちゃったところもあったかもしれない」と話した。

3点の劣勢に転じた6回にはキャベッジの10号2ランで1点差に迫るも再逆転までは及ばず。指揮官は「最後もいい粘り見せたしね。今日はキャベッジ以外で点が入らなかったから、明日はキャベッジ以外の人たちでやってもらいたいですね」と期待した。連勝が3で止まり、再び借金生活に入った。30日の今カード2戦目は、今季はここまで2勝にとどまっているエース戸郷が2軍再調整を経て1軍復帰マウンドにあがる。

▽巨人キャベッジ(球団通算1万1111本となる6回の10号2ラン含め2本塁打5打点)「左投手への好調の理由は自分でも分かっていない。好調な打席を続けていきたい。米国南部出身ですし、暑さには慣れている」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】キャベッジ2発も逆転負け「明日はキャベッジ以外の人たちでやってもらいたい」阿部監督