中日対巨人 4回裏、中日に逆転を許した巨人西舘(撮影・前田充)

<中日8-5巨人>◇29日◇バンテリンドーム

巨人が乱打戦に敗れて連勝が「3」で止まった。6連戦の初戦で勢いを加速させたかったが、球宴明けの後半戦3試合目で初黒星となった。

先発の西舘勇陽投手(23)がキャリア最多7三振を奪いながら、2本塁打を被弾。5回75球6安打6失点で負け投手となった。初回に4番キャベッジ外野手(28)の9号3ランで援護点をもらい、初回の3者三振も含めて3回までは完璧な内容。だが、4回先頭の中日岡林を四球で歩かせると、一気に崩れた。

連打を浴びて1点を返されると、1死一、二塁からボスラ-に痛恨の逆転3ランを献上。さらに5回にも岡林に2ランを許して3-6とリードを広げられた。5回で降板し、「4回の先頭打者に四球を与えてしまった事が一番の反省点。先制してもらったのにリードを守れず申し訳ないです」とうなだれた。

3試合連続で5点以上と復調傾向だった打線は、4回にキャベッジが球団通算1万1111号となる10号2ランを放つなど追いすがった。

再び借金生活に入ったが、攻撃に力強さは戻ってきた。即時返済で首位阪神を追いたい。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】乱打戦に敗れ連勝3でストップ キャベッジ球団通算1万1111号の追撃弾も及ばず