田中は木棒を使いフォームを確認。右は久保コーチ

巨人田中将大投手(36)が29日、日本人で初めて米国野球殿堂入りしたイチロー氏を、「積み上げてきた偉大さを感じました」と敬った。

日本時間28日に米ニューヨーク州で開かれた表彰式典での19分間の英語のスピーチを聞き、「いろんな方々が式典に出席していて。あれだけ祝福されるのは、イチローさんの積み重ねてきた功績だったり人徳だと思う」とあらためて感銘を受けた。

2人はヤンキース時代の14年にチームメートだった。1月に殿堂入りが発表された際には「おめでとうございます」と連絡すると、「頑張れよ」と激励のメッセージをもらっていた。

楽天から巨人に移籍し、現在は2軍で調整に励む。この日は先発予定の翌30日のイースタン・リーグ・ヤクルト戦(戸田)へ向けて汗を流した。2軍調整後8度目の登板となった9日西武戦から天候不良による中止などで試合間隔は開いたが、「より良い状態に持っていくために、1つ1つ考えながら取り組んできた。開いた分、いろいろやることはできた。明日はそれを思い切ってゲームの中で出すだけ」と士気を高めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】田中将大が殿堂入りスピーチのイチロー氏に「偉大さを感じた」14年ヤンキースで同僚