ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス(2024年6月撮影)

<レッズ2-5ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇グレートアメリカンボールパーク

ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が、2安打2打点で山本由伸投手(26)の9勝目をアシストした。

「3番右翼」でスタメン出場。1回1死三塁では、剛腕チェース・バーンス投手(22)のスライダーを左前へ運ぶ先制打を放った。さらに3-1の7回無死一、二塁でバーロウから貴重な追加点となる左前適時打。2安打2打点で、7回を1失点9奪三振と好投した山本の9勝目を援護した。

T・ヘルナンデスは今季、股関節の故障や自打球での負傷もあり、6月は打率1割8分9厘と苦しんでいた。それでもオールスター戦後から徐々に復調し、直近5試合で7安打2本塁打6打点と本来の姿を取り戻しつつある。T・ヘルナンデスは「タイミングを取り戻すために、本当に一生懸命練習しました。今は心地よくバッティングができていますよ。プレーオフに進出できるように、ひたすら努力を重ねています」と、トレードマークの笑顔で話した。

山本についても「ヤマモトは球界屈指の投手の1人。投げたい球を投げていた。とても良い投球だったね」とたたえた。

T・ヘルナンデスは打率2割5分4厘、16本塁打、64打点、5盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.752とした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 T・ヘルナンデス「本当に一生懸命練習した」ケガで不調も2安打2打点 山本由伸の9勝目を援護