府中広島2000のベンチは最終回あと1人まで好投した2番手の西山を出迎えた(撮影・久我悟)

<第33回ヤングリーグ選手権大会アルインコカップ争奪敬愛まちづくり財団旗争奪supported byエイジェック>◇28日◇兵庫・淡路佐野運動公園野球場◇準決勝

府中広島2000ヤングとオール岡山ヤングが決勝に進出した。決勝戦と3位決定戦は29日に兵庫・ほっともっとスタジアムで行われる。

府中広島2000は京・相楽ヤングと1-1で迎えた3回表に連続四球で得た1死一、二塁の好機に、梶本理(3年)の中三塁打と應和大冴(3年)のスクイズで3点を挙げて主導権を握った。

立ち上がり不安定だった石川蓮(2年)に代わって2回から登板した西山風翔(2年)が無失点に抑える好救援で、9-1の6回コールドで快勝した。

オール岡山は1点リードで迎えた4回表に先発の井澤佑馬(3年)が先頭から連打を浴びたところで、大内義心(3年)に交代したが、2連続四球と3安打を浴び、6点を失い逆転された。

5回裏、オール岡山は2連続四死球から3連打などで再逆転に成功。大内は立ち直り、5回表に3者連続三振を奪うなど、残り3回を1安打無失点に封じて8-7で逃げ切った。

【準決勝】

府中広島2000 9-1京・相楽

オール岡山8-7JKB

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 府中広島2000ヤングとオール岡山ヤングが決勝進出 29日に頂点争う ヤングリーグ