【高校野球】報徳学園スタンドには他部活も 大角監督「頼もしかった」Vへあと1歩届かず/兵庫
日刊スポーツ 2025年07月28日 16:23:52
<高校野球兵庫大会:東洋大姫路7-6報徳学園>◇28日◇決勝◇ほっともっとフィールド神戸
報徳学園が東洋大姫路にあと1歩及ばず、甲子園目前で姿を消した。
5-7で追いかける、9回裏の攻撃。報徳学園が最後の粘りを見せた。2死二塁から、主将・橋本友樹内野手(3年)が右前適時打を放ち、1点差まで迫った。しかし、あと1歩届かず、無念の敗退。試合終了の瞬間、ナインは肩を落とした。
大角健二監督(45)は主将の1打に「うれしかった。最後意地を見せてくれた」と評価。続けて「本当によく粘ってくれた。最後の最後にアグレッシブっていうものを体現してくれた。見てて頼もしかった」と選手をねぎらった。
応援スタンドには野球部だけでなく、サッカー部やラグビー部も駆けつけた。橋本は「ここまでこれたのはそういう人たちのおかげ。メンバー外の3年生もいろんな思いがある中で、野球がやりやすい環境を作ってくれた。メンバー以上にメンバー外が頑張ってくれた」と周囲への感謝を何度も口にした。
情報提供元: 日刊スポーツ