ジャイアンツ戦で力投するメッツ千賀滉大投手(AP)

<ジャイアンツ3-5メッツ>◇27日(日本時間28日)◇オラクルパーク

メッツ千賀滉大投手(32)が敵地でのジャイアンツ戦に先発し、5回で92球を投げ、2本塁打を含む4安打3失点、5四球3三振で今季8勝目はならなかった。1点をリードされた場面で降板したが、メッツは7回に逆転して勝利し、黒星は免れた。今季16試合で7勝3敗、防御率2・00。

千賀は初回、2番ラモスに四球を与えたが、続くディバースとアダメスを内野ゴロに打ち取り無失点の立ち上がり。2回は四球と安打で1死一、三塁のピンチを招いたが、後続をフォークで2者連続の空振り三振に仕留めた。

だが1-0の4回、5番チャプマンに2ボールから3球目カットボールをソロにされ同点。直後の5回に味方が1点を勝ち越したが、5回は2死から安打を許し、またもチャプマンに今度は初球フォーシームを中堅スタンドに運ばれ逆転2ランを浴びた。勝利投手まであと1死での痛恨の被弾に、思わず体をのけぞらせて天を仰いだ。

千賀は試合後、米移籍後ワーストタイの5四球を与えた要因について「無駄な球、ストライクからボールになる球ならまだしも、ボールからボールになる無駄な球が非常に多かった」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「無駄な球が非常に多かった」千賀滉大、米移籍後ワーストタイ5四球 5回3失点で8勝目ならず