レッドソックスのコーラ監督と挨拶を交わしたドジャースのベッツ(AP)

<レッドソックス4-3ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇フェンウェイパーク

ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(32)が、チーム合流後、初安打となる適時打を放った。

「1番遊撃」で出場し、元同僚のウォーカー・ビューラー投手(30)と対戦。四球で苦しむ同投手を攻め、4回2死二塁から中前適時打をマークした。

ベッツは今3連戦の初戦の欠場。試合後、「継父が亡くなった。だから、自宅で、母のそばにいたかった」と明かした。23日まで本拠地ロサンゼルスで試合に出場し、その後、出身地のテネシー州ナッシュビルの自宅に戻っていた。

「小学4年生の頃から今までずっと自分の人生で一緒にいてくれた人。本当に自分にとっても家族にとっても辛いことだったし、母や兄弟、姉妹のそばにいる必要があった。言葉でうまく説明できるものじゃなく、家族と一緒に時間を過ごすということに尽きる」

前日は試合の途中でチームに合流し、9回に代打で登場したが、見逃し三振に倒れた。古巣レッドソックスを相手に、今シリーズでは1安打。「フェンウェイパークは特別な場所だし、自分の心の中で大きな存在。戻ってこられるのは、うれしい」と笑顔を見せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ベッツ、合流後初安打となる適時打 古巣のフェンウェイパークに「特別な場所だし大きな存在」