号外を手にしようと1番に並ぶ女性ファン(撮影・たえ見朱実)

MLBジャパンは28日、日本人初の殿堂入りを果たしたイチロー氏(51)を祝福し号外計1万部を東京、愛知、兵庫の3都市で配布した。

東京では午前7時から、文京区の東京ドームシティのセントラルパークで配布を開始。午前7時前ですでに、50メートル以上の長蛇の列ができるほどの大盛況ぶりだった。

一番乗りでゲットしたのは、水道橋のホテルに前泊し、午前4時半から並んでいた会社員の小原由未恵さん(40)。「もう、胸がいっぱいです」と笑顔で喜んだ。

小原さんはファン歴27年で、イチロー氏の自作イラストを抱えながら待機。Tシャツや帽子など全身イチロー氏のグッズで身を固め「イチローさんには本当に感謝の気持ちでいっぱい。野球からたくさんの出会いをもらったので本当に感謝しています」と振り返った。

イチローの物まねで知られるニッチローも午前7時から列に並び、号外をゲット。「ラッピングします。本当は51枚くらい持って帰りたいんですけど(笑い)。今日も東京ドームホテルの駐車場151番に止めました。51番は空いてなかったので」とゲンを担いだ甲斐があり、無事にゲットした号外を大切そうに眺めていた。

イベントとしては「51 WITNESSES OF GREATNESS」として、号外配布周辺のビジョンに王貞治氏、松井秀喜氏、ランディ・ジョンソン氏ら、縁のある人へのインタビュー映像を公開された。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 イチロー氏殿堂入り号外も配られた 3都市1万部 ものまねニッチローもゲット「51枚欲しい」