今夏バルサ加入のラッシュフォードが神戸で“デビュー” 好機に絡み「楽しんでできた」

神戸対バルセロナ　後半、バルセロナ・ルーニー（左）がゴールを決め、祝福するラッシュフォード（撮影・前田充）

＜慈善試合：神戸1－3バルセロナ＞◇27日◇ノエスタ

今夏バルセロナに加入したイングランドFWマーカス・ラッシュフォード（27）が、ヴィッセル神戸とのチャリティーマッチで“バルサデビュー”を果たした。

後半開始から左ウイングで出場し、同33分までプレー。同14分にFWFWレバンドフスキへのスルーパスで惜しい場面を演出し、同19分には右からのボールをダイレクトシュート。その5分後にもペナルティーエリア内でボールを持って、決定的なラストパスを出すなど見せ場を作った初陣を「楽しんでできた」と振り返った。

積極的にチームメートと絡んでゴールにも迫ったが、本人に満足はない。「まだ加入したばかりで、攻撃のパターンなどを学ばなければいけない。いろんな部分を伸ばして、チャンスがあれば決めなければいけない。コンディションもまだまだ。今後上げていきたい」と話した。【永田淳】