神戸対バルセロナ 前半、シュートを放つバルセロナ・ヤマル(中央)(撮影・前田充)

<慈善試合:神戸-バルセロナ>◇27日◇ノエスタ

神戸のクラブ30周年記念の慈善試合バルセロナ戦が27日にノエスタで行われ、スター軍団が華麗なプレーで満員の観衆を魅了した。

試合開催に向けては、23日(日本時間24日)にバルセロナから「プロモーターによる重大な契約違反」により日本ツアー中止の声明が発表され、一時暗礁に乗り上げた。しかし日本側から500万ユーロ(約8億5000万円)とされる未払い金を楽天グループが肩代わりしたとされ、神戸の三木谷会長は人脈を駆使して航空機も手配。何とか開催にこぎつけた。

三木谷会長が「特に子どもたちが楽しみにしていると思った」と奔走した理由を語った通り、会場には多くの子どもたちも訪れ、先発した新10番FWヤマルや司令塔MFペドリらによるワールドクラスのプレーに目を輝かせた。一度は中止危機に陥った夢の一戦が無事に開催され、神戸の夜を彩った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ヤマルだ、ペドリだ!観戦の子どもたち大喜び 神戸の三木谷会長の尽力でバルサ戦が無事開催