パドレスとカージナルスが連日の乱闘騒動…マチャドが1試合2死球に激怒、コントレラスも2死球
<カージナルス1-3パドレス>◇26日(日本時間27日)◇ブッシュスタジアム
連日の死球合戦に、2日連続で両軍の選手らがベンチを飛び出した。
まずは2回、カージナルス先発のマシュー・リベラトレ投手(25)が、ジェーク・クロネンワース内野手(31)の右肘付近へ死球。4回にはパドレス先発のランディ・バスケス投手(26)が、ウィルソン・コントレラス捕手(33)の右手首付近へ死球を当てた。
コントレラスはこれが2日連続の死球。バットをたたきつけていら立ちを見せたが、バスケスが「My bad」と言わんばかりに胸をたたき、コントレラスも落ち着いた様子だった。前日25日(同26日)の同戦で死球を受けると、両軍の選手らがベンチを飛び出していた。
すると直後の5回、パドレス先頭のマニー・マチャド内野手(32)への初球が、左肘付近をかすめる死球となった。明らかな内角へのボール球に審判団は警告試合を宣告した。
両軍が飛び出したのは、パドレスが3-1とリードした9回2死一塁、右腕アンドレ・グラーニョ投手(25)が、再びマチャドの左肘へ死球。両軍がベンチを飛び出し、グラウンド上で口論となった。1試合2度目の死球にマチャドは怒りをあらわにし、カージナルスのマーモル監督に声を荒らげると、両軍ヒートアップ。マチャドはコントレラスになだめられながら一塁へ向かい、カージナルスのジェイ・コーチが退場となった。
死球合戦はとどまらず、直後の9回にはパドレスの守護神ロベルト・スアレス投手(34)が、コントレラスの左肩をかすめる死球を与えた。コントレラスは今シリーズ3度目の死球となったが、冷静に一塁へ向かった。