1回表無死一、二塁、大矢の二塁走者砂川はオセアン横浜の守備の乱れに乗じて生還した(撮影・久我悟)

<第33回ヤングリーグ選手権大会アルインコカップ争奪敬愛まちづくり財団旗争奪supported byエイジェック>◇27日◇兵庫・淡路佐野運動公園野球場ほか◇2回戦、準々決勝

4強がそろった。準決勝は28日に京・相楽-府中広島2000、オール岡山-JKBが対戦する。

昨年優勝した兵庫加古川は2回戦でSASUKE名古屋に敗れた。

オセアン横浜ヤングが2回戦で大矢ヤングに1-6で敗れ、東日本ブロック勢はすべて姿を消した。

オセアン横浜は1回表に先頭から連続四死球で無死一、二塁を許すと大矢の3番・石原琉偉(3年)に右適時打を浴び、送球ミスとカバーの遅れが重なり2失点。さらにバッテリーミスで3点目を失った。打線も振るわず6点差で迎えた最終回、1死から途中出場の高橋裕翔(3年)が左前打で出塁。2死二塁となり、高木洸(3年)の右前打で1点をかえしたのがせめてもの意地だった。

控え捕手として、試合の合間に投手を励まし続けるなど、奮闘してきた高橋は「試合に出て、打てたのはうれしいですが、負けたのは悔しい」と肩を落とした。

2年生主将の山下昊大は「初回、2回とミスが響きました。最後まで諦めなかった3年生は尊敬しているし、感謝したいです」と話した。

▼2回戦

京・相楽7-5岐阜清流

MAKIBIクラブ3-4松山アブレイズ

オセアン横浜1-6大矢

府中広島2000 8-4丹波BC

オール岡山10-0三田

佐賀藤本BC3-2岐阜

JKB7-3福岡東コンドル

兵庫加古川2-6SASUKE名古屋

▼3回戦

京・相楽14-5松山アブレイズ

大矢1-8府中広島2000

オール岡山2-0佐賀藤本BC

JKB6-4SASUKE名古屋

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 4強揃った!昨年V兵庫加古川2回戦敗退、オセアン横浜敗れ東日本勢は全て敗退 ヤングL選手権