【巨人】阿部監督「タイガースが独走しているけど…」後半戦白星発進に「いいスタートが切れた」
<広島-巨人>◇27日◇マツダスタジアム
巨人は26日、後半戦初戦となった広島戦5-1の白星で飾った。
投打がかみ合っての快勝に、阿部慎之助監督(46)は「久しぶりにいい試合だったなと思うし、いいスタートが切れた」と充実感を漂わせた。
またしても“ロマン砲”が流れを変えた。リチャード内野手(26)は7回1死一塁。広島2番手中崎の真ん中145キロ直球を捉え、右翼フェンス直撃への適時二塁打を放った。リチャードの一打で流れに乗った打線は、なおもチャンスで代打・坂本勇人内野手(36)、佐々木俊輔外野手(25)の適時打で加点。7回に3得点を挙げて試合を決めた。
阿部監督は後半戦を迎えるにあたって、選手たちにこう呼びかけていた。
「タイガースが独走しているけど、何とか一泡ふかすために1戦1戦頑張っていこう」
指揮官のメッセージに、選手たちも最高の形で応えた。“鬼門”マツダスタジアムでも今季初勝利となり「いいように考えて明日も頑張ります」。ミラクルを予感させる後半戦の滑り出し。連勝を狙うこの日は、赤星優志投手(26)が先発マウンドに上がる。