【高校野球】守り勝つ藤代が11年ぶりか、打ち勝つ明秀日立が3年ぶりか/茨城決勝見どころ
日刊スポーツ 2025年07月27日 10:14:15
<高校野球茨城大会:藤代-明秀学園日立>◇27日◇決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸
県立校の藤代は、11年ぶりの甲子園を目指す。今大会は5試合で計5失点と、投手を中心に守り勝ってきた。カットボールが武器のエース斉藤駿介投手(3年)は、準決勝で常総学院に完投勝利。4回戦の常磐大戦では、栗原大和投手(2年)が完封した。どちらの投手が先発するのか、完投か継投策か、投手起用もポイントになりそうだ。
3年ぶりの甲子園を目指す明秀学園日立は、5試合で計39得点と打力が際立つ。主に2番を打つ脇山琉維外野手(2年)は15打数8安打5打点と打線の鍵を握る。投手は中岡誠志郎(3年)に注目。大会中に最速が4キロもアップし、準決勝の霞ケ浦戦で144キロをマーク。どんな時も物おじせず投げ込み、勝ち上がってきた。持ち前の強心臓を武器に決勝に挑む。
昨夏は藤代が4-3で勝利したこの対戦。堅守の藤代か、強打の明秀学園日立か。聖地への切符を手にするのはどちらか。
情報提供元: 日刊スポーツ