栗山英樹氏=25年6月

テレビ朝日系は26日、「タモリステーション 帰ってきた二刀流・大谷翔平 ワールドシリーズ連覇への道」を放送。日本ハム栗山英樹CBO(64)が、ドジャース大谷翔平投手(31)の今季最も印象的な本塁打を明かした。

栗山氏は「大谷が放った本塁打で今季最も印象的な1本は?」の問いに回答。「長嶋さんが亡くなられた日に打ったホームランですね」と、日本時間6月3日(現地時間同2日)のメッツ戦で放った23号ソロを挙げた。

栗山氏はつづけて「ちょうど打つ前の日までドジャースタジアムで試合を見ていたんですけど、本当に調子が悪かったんです。これちょっとしばらくハマりそうだなっていう状態で、あの調子の悪さでミスターが亡くなって、絶対打たなきゃいけないって時にホームランを打っちゃうっていうのは、ものすごい印象に残りました」と話した。

大谷は長嶋さん死去の一報を受けると、試合前にインスタグラムへ2ショットを投稿。「心よりご冥福をお祈りいたします」とつづった。試合後には「実際にお会いしてみて、素晴らしい人でしたし。会話をしていても、やっぱりすごく野球に対する愛情っていうのが深い方なのかなっていう印象を受けたので。非常に残念なニュースでしたけど、その情熱っていうのを現役の僕らが次の世代につないでいければいいんじゃないかなと思ってます」と語っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 栗山英樹氏「長嶋さんが亡くなられた日に打った…」大谷翔平の今季最も印象的な1本告白