【高校野球】昨夏準V昌平、今大会Aシード叡明が初の聖地かけ激突/埼玉決勝見どころ
日刊スポーツ 2025年07月26日 20:00:07
<高校野球埼玉大会:昌平-叡明>◇27日◇決勝◇大宮公園野球場
初の聖地をかけて、昨夏準Vの昌平と、今大会Aシードの叡明が激突する。
昌平は、6試合51得点の強力打線が優勝の鍵を握る。今大会はノーシードながら、4回戦では延長10回タイブレークの末に昨夏優勝の花咲徳栄に勝利。準決勝でも、センバツ4強の浦和実にサヨナラ勝ちするなど勝負強さを発揮している。高校通算48本塁打を誇る4番の桜井ユウヤ主将(3年)がチームをけん引。21年と24年の夏は、決勝で涙をのんだ。OBたちの思いも背負い、悲願の頂点を狙う。
叡明は、増渕隼人投手(3年)と田口遼平内野手(3年)の両右腕を中心に、堅実な守備で対抗する。初戦の2回戦から準決勝までを全てコールドで勝ち上がるなど、安定した戦いぶり。守備力はもちろんのこと、準決勝では13安打12得点と打線も勢いを増している。「考える野球」で、新たな歴史を切り開けるか。
初の甲子園への切符をつかみ、埼玉新時代をつくるのは-。
情報提供元: 日刊スポーツ