【高校野球】東海大相模「ボディーブロー作戦」でサヨナラ勝ち 2年連続決勝進出/神奈川
日刊スポーツ 2025年07月26日 18:59:34
<高校野球神奈川大会:東海大相模7-6向上>◇26日◇準決勝◇横浜スタジアム
昨夏の甲子園8強の東海大相模(神奈川)が「ボディーブロー作戦」でサヨナラ勝利を決め、2年連続決勝進出を果たした。初回から2イニング連続で3失点。それでも原俊介監督(47)は「徐々に点数を積み重ねていけば、終盤、(相手の)守りは苦しい。そこでチャンスが来る。ボディーブロー作戦です」と振り返った通りの作戦で、チャンスをたぐり寄せた。
同点の9回には、伝統のアグレッシブベースボールが生きた。1死満塁で佐藤惇人捕手(3年)の打球は浅めの右飛。三塁走者の柴田元気内野手(3年)は「外野に飛んだ時点で走ろうと決めていた」とタッチアップ。「途中、右翼手が少し握りを変えたのが見えた。これはイケると思いました」。50メートル走で6秒2の俊足で一気に加速し、本塁に滑り込んだ。
決勝は春の王者横浜と戦う。「昨秋から2度負けているので、三度目の正直でいきたいです」。敗戦から成長したチームが最後は勝利をもぎとる。
情報提供元: 日刊スポーツ